ゼビオホールディングス株式会社は、スポーツ用品・用具および衣料を中心とした一般小売事業を主軸とする企業グループです。国内最大級のスポーツ専門店「スーパースポーツゼビオ」を筆頭に、ゴルフ専門の「ゴルフパートナー」、都市型専門店の「ヴィクトリア」、アウトドア専門の「エルブレス」など、多様な業態を展開しています。
- 主要製品・サービス:ウィンタースポーツ、ゴルフ、競技スポーツ(野球、バスケ等)、シューズ、スポーツアパレル、アウトドア用品の販売、ならびにカード事業等。
- 主要顧客:一般消費者(BtoC)がメイン。
- 競合環境:大手メーカーの直販(D2C)強化、EC専業サイトとの価格競争、ホームセンターや日用雑貨店によるスポーツ衣料への浸透など、業態の同質化による激しい競争環境にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
2.8%
≧10%が優良
ROA
3.4%
≧5%が優良
ROE
0.8%
≧10%が優良
ROIC
2.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
66.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-61.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高(2,506億円、前年比3.4%増)と経常利益(76億円、同40.9%増)は増収増益を確保したが、アリーナ設備等の減損損失50億円計上で純利益は9.7億円(同62.5%減)と大幅減益。
- ROEが0.8%と株主資本コスト(5.9%)を大きく下回っており、資本効率の改善が急務である一方、営業キャッシュ・フローは120億円と堅調で、現金創出力は維持されている。
- 構造改革として不採算店撤退と同時に30億円規模の自社株買いや増配(年間32.5円)を実施しており、低迷する資本効率に対する強い株主還元姿勢を示している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-13 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 28.5億円 / 予想: 72.2億円
-26.1%
売上高
実績: 643.1億円 / 予想: 2643.1億円
-1.3%
2Q
営業利益
実績: 19.8億円 / 予想: 40.2億円
-51.9%
売上高
実績: 1243.0億円 / 予想: 2535.3億円
-0.7%
3Q
営業利益
実績: 24.9億円 / 予想: 40.2億円
-58.9%
売上高
実績: 1888.0億円 / 予想: 2535.3億円
+0.3%
3行解説
- 大幅な営業減益: 売上高は1,888億3百万円(前年同期比0.3%増)と微増ながら、営業利益は24億94百万円(同58.9%減)と大幅な減益。
- 暖冬の直撃: 気候要因により、高単価・高利益率なウィンタースポーツ部門(11.4%減)や防寒衣料が苦戦し、利益を大きく押し下げた。
- 一過性損失と在庫増: ゼビオアリーナ仙台の寄附に伴う特別損失(約23億円)の計上と、商品在庫が前年度末比で87億円増加している点が懸念材料。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | -58.9% | +1.7% | +2.0% | +0.4% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | -51.9% | -4.3% | -2.9% | -9.4% | -10.1% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -26.1% | -1.0% | -6.2% | -4.0% | -9.9% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +66.7% | -3.0% | -9.9% | -14.6% | -15.5% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | +30.4% | +0.2% | -3.3% | -3.5% | +7.3% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第53期(2024/04/01-2025/03/31)