三菱地所株式会社は、日本を代表する総合不動産デベロッパーです。東京・丸の内地区に30棟以上のオフィスビルを保有し、圧倒的な収益基盤を持つ「丸の内事業」を中核に、全国での「コマーシャル不動産事業(オフィス・商業施設・ホテル)」、「住宅事業(マンション分譲・管理)」、「海外事業」、「投資マネジメント事業」などを展開しています。 競合他社には三井不動産や住友不動産が挙げられますが、丸の内地区という一等地に集中したアセットポートフォリオを持つ点が最大の強みであり、参入障壁となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
19.6%
≧10%が優良
ROA
4.0%
≧5%が優良
ROE
7.1%
≧10%が優良
ROIC
3.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
11.0%
≧10%が優良
EPS成長率
14.5%
≧10%が優良
3行解説
- 営業収益1兆5,798億円(前期比+5.0%)、営業利益3,092億円(同+11.0%)と増収増益を達成し、過去最高水準の業績を記録。
- 「長期経営計画2030」に基づき、丸の内再開発や海外アセットの回転型ビジネスを推進。ROEは7.6%へ上昇し、自己資本比率も32.1%と健全。
- 株主還元を大幅に強化しており、配当は前期から12円増の年43円を実施。さらに1,000億円規模の自社株買い方針を打ち出すなど投資家重視の姿勢が鮮明。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 624.0億円 / 予想: 3250.0億円
+20.5%
売上高
実績: 3569.5億円 / 予想: 1.9兆円
+8.7%
2Q
営業利益
実績: 1075.9億円 / 予想: 3250.0億円
+7.7%
売上高
実績: 7432.0億円 / 予想: 1.9兆円
+15.9%
3Q
営業利益
実績: 2273.7億円 / 予想: 3300.0億円
+16.9%
売上高
実績: 1.2兆円 / 予想: 1.9兆円
+15.5%
通期
営業利益
実績: 3297.3億円 / 予想: 未開示
+6.6%
売上高
実績: 1.7兆円 / 予想: 未開示
+10.5%
3行解説
- 2026年3月期は営業収益1兆7,461億円(前年比10.5%増)、当期純利益2,225億円(同17.5%増)と増収増益で着地し、投資有価証券売却益などの特別利益が利益を押し上げた。
- 次期(2027年3月期)は営業収益2兆円、営業利益3,700億円を計画し、丸の内事業の増額改定や海外事業の物件売却増により、さらなる成長を見込む。
- 株主還元を強化しており、年間配当を前期の43円から46円に増配したほか、500億円を上限とする自己株式取得の実施を決定した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +6.6% | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | +16.9% | +3.3% | +12.0% | +18.7% | +7.3% |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | +7.7% | -0.9% | -4.8% | +7.8% | +11.0% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | +20.5% | +0.8% | +2.6% | +7.8% | +7.7% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | +11.0% | -1.7% | +0.3% | +1.5% | +2.9% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | +32.5% | -1.0% | -1.9% | -0.2% | +14.2% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第121期(2024/04/01-2025/03/31)