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飯野海運

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9119 プライム

飯野海運株式会社は、外航海運業、内航・近海海運業、および不動産業の3事業を核とする海運企業です。外航では原油、化学品、LNG/LPGなどのエネルギー・資源輸送に強みを持ち、内航ではガス輸送を中心に展開しています。不動産業では、東京都心とロンドン中心部で高機能オフィスビルの賃貸・管理を行っています。主要顧客は国内外のエネルギー会社、商社、電力会社等です。競合環境としては、日本郵船・商船三井・川崎汽船の国内大手3社や、海外の専業船主、外資系不動産デベロッパーと競合しています。

市場ポジション

プライム市場 / 海運業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)

収益性

営業利益率

12.1%

≧10%が優良

ROA

5.7%

≧5%が優良

ROE

13.2%

≧10%が優良

ROIC

5.9%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

2.8%

≧10%が優良

営業利益成長率

-10.3%

≧10%が優良

EPS成長率

-7.0%

≧10%が優良

3行解説

  • 売上高は1,418億円(前年比2.8%増)と微増ながら、外航海運の市況軟化やコスト増により経常利益は173億円(同20.3%減)と大幅な減益。
  • 不動産事業が営業利益34億円を安定的に稼ぎ出し、海運市況のボラティリティを補完する「イイノモデル」が機能。
  • 中期経営計画に基づき3年間で約1,000億円の投資を推進中であり、配当性向の引き上げ(来期目標40%)など株主還元姿勢を強化。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 14:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
-57.7%
売上高
-21.9%
2Q
営業利益
-41.7%
売上高
-17.4%
3Q
営業利益
-24.2%
売上高
-12.7%
通期
営業利益
-21.4%
売上高
-10.3%

3行解説

  • 2026年3月期は、ホルムズ海峡の事実上の封鎖に伴う配船制限や入渠による稼働日数減が響き、外航海運業を中心に営業利益が前期比21.4%減の134.39億円と大幅な減益となった。
  • 不動産業がオフィス賃貸市況の堅調さを背景に、セグメント利益で前期比25.7%増(43.50億円)と好調に推移し、海運セグメントの落ち込みを補完する安定収益源としての存在感を示した。
  • 次期(2027年3月期)の経常利益は前期比60.3%減の67億円と大幅減益を見込むが、大型原油タンカー1隻の売却により、第1四半期に約71億円の特別利益(固定資産売却益)の計上を予定している。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-08 2026年3月期 通期 -21.4% -8.0% -7.5% -10.9%
2026-02-05 2026年3月期 第3四半期 -24.2% -0.6% +0.8% +7.3% +20.1%
2025-10-31 2026年3月期 第2四半期 -41.7% +4.5% +7.5% +17.2% +15.7%
2025-07-31 2026年3月期 第1四半期 -57.7% -4.4% -2.8% +5.8% +4.3%
2025-05-08 2025年3月期 通期 -10.3% +1.0% -3.5% -7.6% -4.8%
2025-01-31 2025年3月期 第3四半期 -4.1% -3.2% -4.6% -8.6% -9.6%